動物実験において、胎児期に一度EDCを浴びたラットの異常プログラムは、それ以降まったく化学物質を浴びていない状態であっても、4世代先まで生殖異常やホルモン疾患の体質として永久に伝承され続けることが証明されています。このように親が被った一時的な化学物質の負の遺産は、エピジェネティクス変調(遺伝子の働き方の変化)として世代を超えて受け継がれ、「病気のかかりやすさ」の原因になります。
私たちの環境選択は、私たちの子供や孫の代に終わらず、未来の何世代にもわたる生命の健全性を左右することを意識し、化学物質を可能な限り遠ざける予防原則を日々の暮らしのルールにしましょう。